今年もよろしくお願いいたします。
このお正月は私にとっては素敵なことがありました。
それは、子どものころに母親が寝るときに歌って聞かせてくれていた「童謡絵本(第2集)」が発見されたことでした…。
嬉しい嬉しい。
もう失くしてしまったと、あきらめていただけに、とても嬉しい!
広島の実家は何度か転居を繰り返していたので、この本はもうどこへ行ったかもわからなくなっていたのでした。
倉庫とも言えない軒下の、埃をかぶってドロドロになった衣装ケースの中から、見つけ出しました!
高校生までの私の部屋には、価値のあると思えるようなものは何もない。と、ずっと長い間、そう思っていたのだった。
だから実家が転居を繰り返しても何もモノへの未練はなかった。
いや、そうだ、考えてみればあれだけは大事…、私にとっての宝物なのだと、気づいたのは上京してからもうだいぶ経ったころだったろう。
大切なことなんだけれど! そんなことは、案外、気づくまでに時間がかかるものなのかも知れない。
改めてみるとこの本は、本としてみても、相当古い。まず奥付がない(!)。考えてみれば、奥付のルールっていつ頃で来たんだろう。
奥付がないため何年発行かもわからない。…帰ってくる兵隊さんを待つ、みたいな曲もある。
表紙に「トッパン発行」裏に「株式会社トツパン」とだけある。
絵のタッチもほかに見たことがないほど古い。カラーだけど。製本も、紙の裁ちが、折ごとにまちまちとなっていて揃っていない。
おもしろい‼
けれど42曲も入ってる。作曲者・作詞者は日本にとって大切な人ばかりだ。
そして、一つ一つに思い出がいっぱい…。
かなりや/おやまのおさる/ないしょばなし/あかとんぼ/せんどうさん/ちょうちょ/なかよしこみち/つきのさばく…
まさに、わたしの記憶のはじめのころ。こういうのが、ソウルミュージック、というのか。
なんと全曲に譜面もついている。
近いうちに、ぽろんぽろん弾いてみよう。
ていねいに拭いて汚れを取り、やすりをかけたり磨いたりテープで補修したりして、大切に持ち帰ってきた。
