2023年6月5日(月)「雨あがり」CD評など

ラジオ出演します!! 6月11日ラジオNIKKEI「テイスト・オブ・ジャズ」30分

アルバム『LUZ DO SOL*雨あがり』が1月25日に発売されて、約5カ月が経った。ジャーナルでのCD紹介やCD評が9件(本日現在、私の知る限り。WEB以外)も頂けて、とても嬉しく思っています。

ライターの方々には私のデビュー盤から20年も書いてくださっている長門竜也さん、温かく10年以上も見守ってくださっている村井康司さん杉田宏樹さんもいて、本当に感謝しています。また今回は早田和音さんがライブレポートでもタワーレコードのFreePaperでもとても自然に誇張せず、よく書いてくださいました。ユニットの紹介をしながら今回のアルバムのことも言わねばならないわけで、文字数制限のあるなか最大の賛辞を頂いたと感じています。

勝手ながら~、下記に抜粋させていただきますね。

「オリジナル曲でのリアルな情感表現がそう思わせるのか、全体にしなやかさと郷愁が驚異的に深みを増していく」
「滋味という言葉が本当にぴったりの音楽だ。無駄な装飾は何一つなく、豊かな音だけが心に沁み込む」
「渋谷の心に沁み入るピアノと平田の歌だけで完璧にルース・ド・ソル・ワールド」
「ゲスト松風鉱一のリリカルなプレイがとてもいい」
「共演歴20年を数える平田と渋谷デュオ。カエターノ、ジョビンを選曲しつつ、カーペンターズで知られる②、ノラ・ジョーンズ④、渋谷が枯れた味わいの歌唱を聴かせる日本的情緒の曲⑨も加わり、音楽性を拡張した現在に至っていることがわかる」
「平田王子はブラジル音楽に影響されつつ、決してコピーではないユニークな、そしてとても素直な表現で独自の世界を作り出すミュージシャン」  きゃぁ(≧∇≦)
「喜びや悲しみ、人を想う優しさ、平和への願いなどの温かな情感が溢れた全19曲のライヴ。ここで終わってしまうのはあまりにも惜しいと思える豊かな時間」
「録音は特筆したい優秀録音で、空気感たっぷりの青葉が薫る瑞々しいサウンド」
—————
・Jazz Life 2023年3月号 p.44ライヴ・レポート
・〃    同 CD欄
・タワーレコード「INTOXICATE(イントキシケイト)」#162
・ジャズ批評 #232 (2023年3月)
・ミュージックマガジン(2023年3月)
・CDjornal
・Stereo Sound #226
・Jazz Japan #150(2023年3月)
・The Walker’s#72 (2023年3月)
—————
嬉しい💦
リスナーの皆様の感想もぜひ、私たちにお聞かせくださいね。喜びます。

松風さんにも、この感想をお届けしたかった。
でも松風さんは「人の評価なんか気にすんなよ」と仰るかも。
「そうよね、松風さん。でもさ、CD評とかってじつは結構人目につかないから、せっかく書いてもらったものができるだけ見てもらえる方がいいかと思って。ブログに載せちゃった。自分じゃなかなか言えないしね…こんなことも」
「まぁ、そうかもな」

2023年6月5日 | カテゴリー : 2023 | 投稿者 : 平田王子

2023年3月1日(水)ラジオで聞いた

絶賛 新譜発売中!
1月25日リリースLDS5_jkt
「LUZ DO SOL*雨あがり」¥2,970 円(本体¥2,700+税10%)
■発売:disk UNION ■全国の有名CDショップで購入できます(iTUNES は少々お待ちください)
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3月1日 Blog

ラジオを時々かけています。
自然と好きな番組ができたりするんだけれど、いつもは何とも思わない番組でも、
ゲストの話によってすごく面白いことになったりしてる時があります。
そんな時はいつものホストさんの対応も違うので、ホストの新たな一面を知ることになったりします。

先日はなんと同じ日に図らずも、レアな音楽業界の話を2つ聞くことになりました。

1つめは、あるバンドの経験談
メジャーデビューしたんだけど、当時のレコード会社担当の人が凄かった、結果、
体調を崩した(崩すほどに酷かった)。そこで話し合っていったんバンドは辞めて、
インディーズに戻る。お金なくてバイトしながら音楽するのが本当に楽しかったこと、心の底から音楽やりたいと思ったこと、
そして再びメジャーに戻るという経緯。
そんな赤裸々に話していいのかと思うくらいの内容で、聞いてるこちらがドキドキしちゃう。
レコーディングの状況とか周りで支えてくれたエンジニアとか家族とかの話がとてもリアルで、
とくに優しいエンジニアさんの話などは結構あるあるで、場面が手に取るように想像できて身につまされた。
そんな前時代的な話って今もあるんだ~、という素朴な驚き。
若い時だから、そんなオトナに対処できなかったよね、そりゃね。(本人もそう言っていた)
うんうん、そうだよねそうだよねと納得しながら聞いて、なかなか感動的だった!
私からすると、すべては「人」しだい、世の中は「人」の仕事でできてるよね、というような話だった。

2つめは、あるバンドが、自分たちの状況を話してくれた。
バンドが成功しそうだった、そこで急いで会社作った。
現在何から何まで自分たちのカイシャでやっている、とのこと。経理とかも。
バンド作って世に出て行こうというとき、まずカイシャ作ったか、という驚き。
私たちの頃にはそんな発想、無かったよね~
特にジャズメンには無いよね~。(あれ?違う?私の周りだけかな)

私の場合は、いずれとも違う。しかも結構、誰とも違う。
マイペースで行こう。
ほほっ。

2023年3月1日 | カテゴリー : 2023 | 投稿者 : 平田王子

2023年1月25日発売です「LUZ DO SOL *雨あがり」、LDS 5!

絶賛 新譜発売中!
1月25日リリースLDS5_jkt
「LUZ DO SOL*雨あがり」¥2,970 円(本体¥2,700+税10%)
■発売:disk UNION
■全国の有名CDショップで購入できます
(iTUNES は少々お待ちください)

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1月25日Blog

新年は、早々からShezooさん企画・脚本・音楽監督による
「マタイ受難曲2023-神と嘘-」を聴きに。
私もよく共演していただいている北沢直子さん(FL)、土井徳浩さん(CL)も出演だし、
歌の大先輩、石川真奈美さんも久しぶりだしで、楽しみにしていきました。
とても良かった、素晴らしかった…。
思うところ、感ずるところ、多いにあり、刺激になりました。

時代とか採算とか聴衆とか、そういうことはやはり度外視して、
人は自分がやりたいと思ったことをやって突き進むのが美しく、そうあるべきだ、
という思いを強くしました。
拙いとか高尚過ぎるとか、そういう問題ではなく。
今回は聴く側にかなり教養を求められた気がする💦けど、
わたしにとっての音楽体験としてはかけがえなく貴重なものとなりました。また行ってみよう。

ボーカロイドの使い方、ヱヴァンゲリストの役割、編成の絶妙さ、コーラスの美しさ、
公演全体の構成。
どれも心に残っています。

2023年1月10日 | カテゴリー : 2023 | 投稿者 : 平田王子