新作『 LUZ DO SOL *やさしい雨』のiTUNES 販売が遅れております。iTUNESでの購入ご希望の方々、申し訳ございません。現在9月初旬を目指し準備中です。
2019年8月4日(日)九州ツアーから帰って来ました
7/28(日)福岡NEW COMBO 7/29(月)熊本おくら 7/30(火)鹿児島 吉次郎 での、LUZ DO SOL(ルース・ド・ソル)ミニツアーから帰って来ました。
今回はどのお店でもいつもよりお客様が多くて、ほぼ満席続きでして、とてもありがたかたったのです。これは、ひとえにひとえにそれぞれの地元で応援してくださる皆さまのお陰でございます。本当にありがとうございました。それに、新旧CDを持ち帰って下さった方も多くて、これがまた、ひときわ嬉しかったのです。
ニューコンボはなぜか何となく私も渋谷さんも1stステージでは緊張気味でした。渾身の2ndステージが良かったナ。反響も大きかった。おくらでは、逆に1stステージの方が良かったかも。渋谷さんがお客様のリクエストに応えてDanny Boy を弾いてくださいました。鹿児島は渋谷さんゆかりの地。いつもの通り渋谷さんはお仲間に囲まれて碁を打ったり、演奏もリラックスして楽しそうでした。私は事前にしっかり音響の調整ができたのでバッチリ、何を弾いても楽しかった!
いったいミュージシャンというものは、お客様あってのもの。よくある“自称ミュージシャン”とはよく言ったものだけど、すべてのミュージシャンが “自称” なんじゃないのか。 歌っても歌わなくてもいいような歌を今日も何処かでひそかに歌って、だからどうなるというものでもない。芸術とは大いなる余剰なのだ…って誰が言ったんだっけ。
重い荷物を持って労力とお金もかけて、なぜに暑いなか伺うのか。それは一夜、まだ見ぬあなたと、また懐かしいあなたと、音楽をともに分かち合い幸せに過ごすため。本当にそれ以外にいったい何があるというのか。
私が居ても居なくても演っても演らなくても誰も困らない、ちっぽけな存在で。でももし、あなたに会えたなら…!(逆に)あなたに会えなかったなら、私という存在には意味がない。それほどに儚い存在、なので。今日、出会って、私が生かされていることにどれほど感謝しているか、出会ったその人よりずっと私はそう感じているはず、そのことを、その人はきっと知らないだろう。リムジンバスに揺られてそんなことを考えながら、八王子まで帰って来た。