2014年10月20日(月)

「しぶやさんといっしょ」 実りの甲府編 (甲府、桜座)から帰ってきました。

いつものように、素晴らしい演奏でした。音がとてもよかった。
それに、みんなでわいわいと楽しい旅でした。
おいしいお蕎麦を食べたり、リハーサルしたり、
打ち上げでわいわいとお話したり飲んだり 野菜を買ったり
そんなこんな すべてが 音楽に繋がっていくのだなぁと感じ入ったり
そしてこれが人生なのかもしれない・・・と、思ったり。

不器用な私も不器用なりに、しゃべろうとか、しなくてもいいと。
ごく自然に、朗らかにしていればいいのだと。
難しいあれこれに あまりくよくよと悩まされる必要もないのだと。

皆さんのおかげで今日は、そんなように思える。

2014年10月20日 | カテゴリー : 2014 | 投稿者 : r-scope

2014年9月29日(日)

■9/13 NHK FM 深夜のジャズNight で 最新アルバム『緑の森』から
「朝食」 紹介してかけて頂きました!

■ブラジル音楽と一言で言っても、ものすごく幅が広い。
9月27,28日に行われた中央線ブラジル化計画 のイベント を一つ見ても、
あらゆる音楽に惹かれているあらゆる人がいることがわかる・・・。
どこからいつどのようにして その音楽に辿り着くのか
なぜ 彼は譲らないのか
なぜ 彼女は歌い続けるのか  
みんな不思議

自分が何に惹かれているのか、ということも
はっきり自覚できたりする。
いやいや、自分はどうやらこれがやりたいらしい、という風に。
私の場合、やっぱりハーモニーの豊かなものに惹かれているような気がするな・・・。だから、若いころリオ・デ・ジャネイロの音楽に反応したんじゃないのかな。

■長く見聞きして知っている曲でも、レパートリーになっている曲でも、
自分のなかで熟成というか、
外に出るまで時間のかかる曲、というものがあると、感じている。

最近は ア・フェリシダージ という曲で、
ヴィニシウス・ヂ・モラエス の詞に改めて感銘を受けているところ。
やっとわかった、というのか、
時間が必要だったのか、自分がこれだけたくさん歌詞を書いてみたからなのか、群衆のことと、自分の個人的なこと、一つに纏めて歌えるなんてすばらしい。このこと、こう歌うしかないじゃないか!  ぴったり、という感じ。

これはポルトガル語がどうとかいうことじゃなく、そうなると自然と歌い方も変わってくるというものだ。聴いてね聴いてね!

明日から旅です。

2014年9月29日 | カテゴリー : 2014 | 投稿者 : r-scope

2014年8月16日(金)

「音楽家が社会的な話題あるいは政治的な話題を、(歌詞や音で)音楽にのせるべきじゃないでしょう。それは言ってみれば、ゴミみたいなもんだから」 という人がいました。それから、実際に行動するべきではないでしょう、という人もいる。逆に、当然、行動すべきでしょう、という人もいる。

もちろん、いろいろな考えがあります。ジャンル、みたいなものもある。
フォークソングってそういうものに近いのかな。労働歌、みたいなものもあるんでしょう。

私たちの世代では、どうなんだろう…と思っていたら、
島根で活躍中の浜田真理子さんというシンガーソングライターさんは、原発の問題について勉強会を行っていると新聞で知った。この人のファーストアルバムを、何度も何度も聴いたものです。
いまはそんなことやってるのか…えらいな。

昔小さい頃、「戦争を知らない子供たち」という歌があったようで、私もずいぶん学校でこの曲を歌わされた気がするけど、じつはすごく違和感があったものだ。意味がわからない、と。

若いころは自分のことしか関心がなかったようでも、いいかげんいい年になってきて、社会的な問題を自分の問題と受け止めることができるようになってきた昨今、こんなことを考え続けてしまう。

ナラ・レオンは、途中から完全に社会派になった。ヴィニシウスは(官僚のせいか? なんてね)そんな歌詞は一切見当たらない。
カエターノもジルも、エドゥも、ジョアンボスコもジョイスも、社会的なことはずっと歌って来ているような気がする。
ジョビンは何よりも痛切に感じていた環境問題みたいなことをたくさん歌にしている・・・。でも形は、完全に音楽に昇華されているような…。
ドナートとジョアンは、そういうことは歌わない。

また、UAという日本のシンガーソングライターは、子供を産んでから一挙に曲が暗くなった時期があるそうだ。子供を産んでみると、真剣に将来に対し希望が持てなくなった、ということです。

あれこれ考えて、翻って じゃあ私は、そういったことをテーマに曲を作ってみることができるというのだろうか。 私が日常考えていることを?
こんなに強く感じていることを?

それほど器用じゃない、音楽は、私などから出てくるとき・・・音楽は・・・。
難しいな。悶々。

2014年8月16日 | カテゴリー : 2014 | 投稿者 : r-scope

2014年4月26日(土)

やりたいけど、ガマンしているコトがまだあるのだ。
チェロと尺八。
(おぉ、書いて見ても震えるっ)
そのほかにも、
書道 お花、三味線…などと続くけど、チェロと尺八ほど強烈ではない。

あぁ、この人生だけでは足りない…。
こうしてまた生まれ変わったら続きを歩むんだろうか。生まれ変わったら、今回の人生よりは音楽的に進んだところから音楽を、始められるのだろか…。

そんなコト考えて心配するより、今のギターと歌の練習を!

2014年4月26日 | カテゴリー : 2014 | 投稿者 : r-scope

2014年4月26日(土)

静岡、神戸、京都のツアーから帰って来ました。昨日の東京三鷹ブルームーンも、たくさんのお客様で感謝しております。

【ご報告】
静岡
静岡の楽しみの一つに、静岡FMハイの収録(わりと毎回出させて頂いています)があります。暖かいスタッフと、ピアニスト林光景さんの楽しいお話がたまりません。LIVEでは今回初めて聴いて下さった方も多く、嬉しかった~。
神戸
渋谷さんのコアな関西ファンクラブみたいなビッグアップル。今回も和やかに皆さんと一緒にアルバム完成をお祝いしました。
京都
何とも居心地いい環境で、ここは毎回渋谷さんの演奏が何かが違うので楽しみです。私も何かが違って来てしまう。とてもい演奏だったと思います。
京都精華町
ナアダムさんには初めて出演させていただきました。英伊さんの着物ドレスのお披露目とコラボさせて頂き、お借りして、珍しくファーストセットとセカンドセットで衣装を変えました。広い空間で、気持ち良く演奏できました。

2014年4月26日 | カテゴリー : 2014 | 投稿者 : r-scope

2014年2月2日(日)

久しぶりに、聴きたいCDが溜まって、ここのところ、じっくり聴いている。
どれも 前からずっと聴きたかったCDで、手に入りにくいものや、なぜか手に入らなかったもの。ここへ来て自然に、すぅ~っと集まって来たかのような、不思議。
 ・渋谷毅「アフタヌーン」
 ・小太刀のばら&是安則克「是安則克メモリアル」
 ・小川美潮「4 to 3」
 ・奥野義典「赤い月」
 ・石田幹雄「瞬芸」
 ・ジルベルト・ジル「GiL Luminoso」
 ・MAMO「MAMO」
 ・浅川マキ「夜」
 ・高柳昌行「Lonely woman」
ごきげん ごきげん

2014年2月2日 | カテゴリー : 2014 | 投稿者 : r-scope

2014年1月26日(金)

年が明けて、早くも1カ月が過ぎようとしています。
う…早い。

昨日は 劇団pass-key の「Deep forest」 を観に。
友人が主宰している演劇集団なのですが、何よりも本人から出ているエネルギーがものすごくて、その力に刺激を受けました。友達がいろいろしょって
なお 真剣に生きている姿を見るのは嬉しい。

夜は 一転して、柳家小春、宮野裕司、上野茂都さんのライヴに。。

いつも思うことだけれど、生き方というのは、これはどうしようもなくステージに出てきてしまうなぁ、と。
たまにしかやってないとか、人生それに割いて来た時間や情熱が少ない、
というのは 残酷なほどにあからさまに なってしまう。
おもしろいと思って観る観点もあってそれはそれでいいんだけど、アリだけど、やはりそれなり、なわけで・・・、
その友達が出していたような 人一人真剣に取り組んで来たものから出るエネルギーのような力には敵わない・・・あるいは、ずるずるでもいいけど、
あれこれ迷いながらも 結局止めてない、みたいなことでもいいんだけど

自分は 何が観たいのか、何を求めているのか
自分はどうなんだ、など あれこれ考えさせられちゃった。

ま、でも良き一日だった。
音楽と映画と本、それにフラと 動物チャンネルだけで、
毎日が過せたらいいのに。

渋谷毅さんに一緒に録音して頂いた、DUOの新しいアルバム
『 LUZ DO SOL * 緑の森 』 12月21日に発売されました!
今年はこのアルバムをたくさんの方に聴いて頂けるよう、演奏活動してゆきたいな、と思います。ぜひ、LIVEの方も聴きにいらしてくださいね。
HPも改訂準備中、もう少しお待ち願います!

2014年1月26日 | カテゴリー : 2014 | 投稿者 : r-scope