2012年3月17日(土)

月に一度、西荻窪のアパレシーダ という小さなお店で、ソロ、弾き語りで演奏しています。

この店はマスター Willieさんや、スタッフ藤野さんの感じがとても良く、ブラジル音楽初心者から駐在していた人まで、誰でも心安く受け入れてくれるところが素晴らしいっ、といつも思っています。

ところが恐るべしは、そういったソフトリーな、ぽよぽよっとしたお店の印象とはうらはらに、取り扱っている(というか販売しているのだが)資料の厚さと膨大さは本当にハードなのです。まったく油断ならない・・・。先日も、神戸からのお客さんが お金を持ってやって来て、ゴッソリとまとめ買いしていくのに遭遇しました。(わかるよわかるよ・・・。)(なお私のCD2枚も。ありがとうございました)

私自身これまで、ジョビンの未CD化のテレビドラマサントラLPや、ドリヴァル・カイミ弾き語りLIVE(何だこりゃ!) 、アリバホーゾの原曲集(当時ラジオで流れてた物)やドリス・モンテイロの未CD名盤LP ハダメス・ジナタリCDなど(書き出してもいずれ全く貴重音源だ・・・)等々を買ってきましたが、今回見つけたものは凄過ぎて、一瞬シゴトを忘れて興奮してしまいました。

それは! ヴィラ・ロボス本人の指揮によるフランス国立放送局管弦楽団による「ブラジル風バッハ」全曲、LP3枚組ボックスセット !!
涙…こんなものが、あったなんて。感涙。

私のような者が個人的に持ってていいんだろうか…と、ラミレスII 製ギターを購入したときと同じ気持ちになりました。これはもはや地球の文化遺産だ・・・。もったいないので、どこかで「聴く会」でも開こうかなぁ。

皆さまアパレシーダにはお気をつけください。It’s a dengerous zone !