2012年2月5日(日)

日々の中には、今日は、本当に演奏できるかな・・・というような精神状態の日もあります、でも、それも日常なので音楽に出るのはしょうがないかも。そうしてステージに立って、日ごろと同じように…と念じても、うまく行く日もいかぬ日もあります。当然ですが・・・。

その日も、そんなふらふらした気持ちでステージに立ったのですが、
共演者の松風鉱一さんの演奏の、その音に完全に目を覚まされました。
ぐいっと首元を掴まれて音楽の渦に頭を漬けられた感じ…!?
最初の2曲、油断した・・・反省。 慌てました。

そしてずっと、演奏は 本当に素晴らしかった。
私は3曲目からは必死になり、終わると持てる力を振り絞って、空っぽで、もはや放心状態。でも、なにか わなわなと体が震えているのでした。・・・それは、たぶん、喜んでいるんじゃないかと思う。心が。耳が。体が。