Luz do sol *雨あがり

ルース・ド・ソル第5作目

渋谷毅、平田王子Duoユニット-Luz do Sol(ルース・ド・ソル)、4年ぶり、通算5作目
ゲスト松風鉱一の渾身の演奏が聴ける、最後の録音

【10th】2023年1月25日 発売
平田王子(vocal, guitar) 渋谷毅(piano)
ゲスト:松風鉱一(tenor sax, soprano sax, flute)
JAN:458-0-3181-9008-3
soramame record SMME-2211 ¥2,970 (本体¥2,700+税10%)
販売:disk UNION

購入先


Musicians

渋谷 毅(piano)

渋谷 毅ブログ http://blog.4carco.net/

平田王子(vocal, guitar)

平田王子ホームページ https://kimikohirata.com/

ゲスト:松風鉱一(tenor sax, soprano sax, flute)

Recording

2022年6月

Songs

01. ボレロ・カンサォン
Bolero canção
Music: Lisa Ono/Lyrics: Helio Celso Suarez
02. レインボー・コネクション
The rainbow connection
Music: Kenny Ascher/Lyrics: Paul Williams
03. グルーミング
Grooming
Music & Lyrics: Kimiko Hirata
04. ロージーのララバイ
Rosie’s Lullaby
Music & Lyrics: Norah Jones & Daru Oda
05. 川の流れ
Ondas do rio
Music & Lyrics: Kimiko Hirata
06. 雨あがり
Após a chuva
Music & Lyrics: Kimiko Hirata
07. 私の声、私の人生
Minha voz, minha vida
Music & Lyrics: Caetano Veloso
08. 海の声・山の声
Uminokoe,Yamanokoe
Music:Takeshi shibuya/Lyrics: Keisuke Yamakawa
09. 葛の香
Kuzunoka
Music & Lyrics: Ken Nishio
10. もう一度
Outra vez
Music & Lyrics: Antonio Carlos Jobim

作品紹介

第一作『太陽の光』の録音から丸12年、前作の『やさしい雨』から4年。渋谷毅、平田王子によるデュオユニット〝ルース・ド・ソル” による第5作が完成しました。

そして今回も、マルチリード奏者、松風鉱一が5曲に参加。渋谷と松風は40年以上共演の間柄。平田は渋谷とも松風とも20数年の間柄。お互いの音楽を敬愛し、リスペクトと絶対の信頼感の中で生みだされた音楽と言えるでしょう。録音は6月、その翌年3月に松風が残念ながら逝去したことからも、渾身の演奏が聴けるのは(現時点では)発表されている最後の録音となりました。

ユニットの原点はボサノヴァ、ブラジル音楽。この4年の間には世の中を揺るがすコロナという現実的な影響も大きく受けながら、それでいて、数々のライヴと、旅もしてきた2人。世界観はそのままに、本作では、ニュートラルに、時を経ての変化が印象的な一作になっています。

今回は小野リサの楽曲を冒頭に、いつものようにジョビンにカエターノの楽曲を収録。一方、その原点に軸をおきながら、10曲中4曲(平田3/渋谷1)がオリジナル、演奏仲間である西尾賢による曲を加える構成となっています。ブラジル音楽の本質と呼応しながら、自らの日々と向き合って生み出した平田のオリジナルのしなやかな美しさとある種の切実さ(師であった人との思い出をうたうM3, 鮮やかな記憶を綴ったM6)、渋谷と西尾の楽曲にあふれる日本人の心象風景と郷愁感、これらが大きくまじわったこの作品は、よりオリジナリティが深まったといえます。一方で新鮮なのは、セサミ・ストリートゆかりのM2, ノラ・ジョーンズのM4などアメリカン・ニュー・スタンダードが織りまぜられていたことでした。

感情豊かな声とギター、やわらかくニュアンスにとんだピアノ。そしてゲスト松風鉱一の、楽器をもちかえての至高の演奏が作品に奥行きを与えています。静かにゆったり、そして深く。聴く人の琴線をやさしく揺らします。

CD評など

2023年6月5日(月)平田王子ブログより転載

「雨あがり」CD評

アルバム『LUZ DO SOL*雨あがり』が1月25日に発売されて、約5カ月が経った。ジャーナルでのCD紹介やCD評が9件(本日現在、私の知る限り。WEB以外)も頂けて、とても嬉しく思っています。

ライターの方々には私のデビュー盤から20年も書いてくださっている長門竜也さん、温かく10年以上も見守ってくださっている村井康司さん杉田宏樹さんもいて、本当に感謝しています。また今回は早田和音さんがライブレポートでもタワーレコードのFreePaperでもとても自然に誇張せず、よく書いてくださいました。ユニットの紹介をしながら今回のアルバムのことも言わねばならないわけで、文字数制限のあるなか最大の賛辞を頂いたと感じています。

勝手ながら~、下記に抜粋させていただきますね。

「オリジナル曲でのリアルな情感表現がそう思わせるのか、全体にしなやかさと郷愁が驚異的に深みを増していく」
「滋味という言葉が本当にぴったりの音楽だ。無駄な装飾は何一つなく、豊かな音だけが心に沁み込む」
「渋谷の心に沁み入るピアノと平田の歌だけで完璧にルース・ド・ソル・ワールド」
「ゲスト松風鉱一のリリカルなプレイがとてもいい」
「共演歴20年を数える平田と渋谷デュオ。カエターノ、ジョビンを選曲しつつ、カーペンターズで知られる②、ノラ・ジョーンズ④、渋谷が枯れた味わいの歌唱を聴かせる日本的情緒の曲⑨も加わり、音楽性を拡張した現在に至っていることがわかる」
「平田王子はブラジル音楽に影響されつつ、決してコピーではないユニークな、そしてとても素直な表現で独自の世界を作り出すミュージシャン」  きゃぁ(≧∇≦)

「喜びや悲しみ、人を想う優しさ、平和への願いなどの温かな情感が溢れた全19曲のライヴ。ここで終わってしまうのはあまりにも惜しいと思える豊かな時間」
「録音は特筆したい優秀録音で、空気感たっぷりの青葉が薫る瑞々しいサウンド」


・Jazz Life 2023年3月号 p.44ライヴ・レポート
・〃    同 CD欄
・タワーレコード「INTOXICATE(イントキシケイト)」#162
・ジャズ批評 #232 (2023年3月)
・ミュージックマガジン(2023年3月)
・CDjornal
・Stereo Sound #226
・Jazz Japan #150(2023年3月)
・The Walker’s#72 (2023年3月)

嬉しい💦
リスナーの皆様の感想もぜひ、私たちにお聞かせくださいね。喜びます。

松風さんにも、この感想をお届けしたかった。
でも松風さんは「人の評価なんか気にすんなよ」と仰るかも。
「そうよね、松風さん。でもさ、CD評とかってじつは結構人目につかないから、せっかく書いてもらったものができるだけ見てもらえる方がいいかと思って。ブログに載せちゃった。自分じゃなかなか言えないしね…こんなことも」
「まぁ、そうかもな」